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日本の韓国経済制裁・輸出規制・ホワイト国から外す影響は?みんなの反応コメントも

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本日日本が対韓国向けに輸出規制とホワイト国から外すという経済制裁が発動されるとニュースになりました。

 

内容としては

 

①韓国への輸出管理の運用を見直し、テレビやスマートフォンの有機ELディスプレー部分に使われるフッ化ポリイミドや、半導体の製造過程で不可欠なレジストとエッチングガス(高純度フッ化水素)の計3品目の輸出規制を7月4日から強化

②先端材料などの輸出について、輸出許可の申請が免除されている外為法の優遇制度「ホワイト国」から韓国を除外する。

ということでした。

 

ではこちらの影響ってどれくらいあるのかって気になる方もいますよね。

 

そちらについて調べてみました。

韓国の反応もまとめたので気になる方は下記の記事もご覧ください。

韓国経済制裁・輸出規制・ホワイト国から除外(外す)の韓国の反応コメントは

日本の韓国経済制裁の影響度はどれくらい?輸出規制やホワイト国について

影響度ですが最終決定制裁内容に変わってくるため一概には言えない部分がありますが韓国にとって大きいものであると言えるでしょう。

 

なぜなら輸出規制で影響を受ける半導体事業ですが、代表企業のサムスン電子の利益の7割は半導体事業です。

 

しかもなんとサムスン電子1社の売上高が韓国GDPの15%に達します。

 

サムスン電子の半導体事業が仮に売れなくなってしまったら韓国GDPの約1割ほどが吹き飛ぶ可能性があるわけですからそれは影響でかいですよね。

 

韓国もただ黙ってみているわけにはいかないと思われます。

 

韓国という国は上位10社の売上でGDP45%にも達してしまう国です。

 

上位企業への影響度がでかい構造ですからまさにそこを狙い撃ちにするような形になっているのが今回の輸出優遇措置排除案なのではないでしょうか。

 

隠れた韓国ホワイト国除外の影響。「信用状」

韓国のホワイト国除外に実は影響しているもう一つの項目があります。

 

それが銀行が発行する信用状(Letter of Credit)です。

 

信用状とは輸出国の会社と輸入国の会社が商品・お金のやり取りをする時に発生する「商品を購入したけど入金されない」といったリスクを民間銀行が肩代わりするものです。

 

信用状の輸出業者のメリット

輸出業者は商品を送付して確実に入金してもらえるということを銀行に保証してもらえます。

 

輸出企業は輸入企業が用意した銀行の信用状があることで安心して商品を出荷することができます。

 

韓国の場合でいうと日本が輸出する半導体の素材などに関して「確実に入金してもらえ、早めに資金回収できる」というお墨付きを銀行からもらえるということです。

信用状の輸入業者のメリット

輸入業者は銀行の信用状があることで商品を仕入れ市場で売るまで大体30日~90日かかるところを支払い猶予をもらいつつ、商品を受け取ることができます。

 

キャッシュフローの流れが良くなりさらに仕入れに回したりすることができます。

 

韓国の場合でいうと、例えばサムスンが日本から半導体の材料を輸入するときに銀行から半導体を作って販売するまで支払い猶予をもらいつつ仕入れることができます。

 

経営的にはお金の周りがよくなりますよね。

 

信用状における銀行のメリット

輸出業者(日本企業)と輸入業者(韓国企業)の取引を保証してあげる代わりに銀行は決済手数料を得ることができるというWIN・WIN・WINの関係になっています。

 

ちなみに保証しているのは日本の民間銀行(みずほ銀行、三菱東京UFJ)がしています。

信用状における日本の銀行と韓国の銀行の関係

問題はここからです。

 

ここまでなら本来韓国の銀行が取引を保証してあげれば済むのですがそうはいかないようです。

 

韓国の銀行の信頼性が薄く、韓国の銀行が出した信用状を日本の銀行が保証してあげるという二重の構造になっています。

 

それによって日本の輸出企業も安心して輸出できる構造になっていました。

 

ここに隠れた韓国のホワイト国除外の影響があります。

 

日本の銀行も今までノーチェックでよかった「輸出品目のチェックがきちんとされるのか」から判断しなくてはいけないので事務的手続きが増えるわけです。

 

そもそも、経済産業省によって個別で品目がチェックされ許可がおりなければ輸出入自体なくなりますから信用状自体も発行されません。

 

すなわち兵器に関連する素材を韓国側が輸入できなくなるリスクが増えてしまうわけです。

 

韓国の半導体含めた産業リスクが高まれば、海外資本が逃げるなど追加の影響も考えられます。

 

ちなみに経済産業省自体が信用状の許可の権限を持っていない、あくまで日本の民間銀行が信用状の発行権限は持っています。

 

金融庁が信用状関連を見ていますがあくまでも検査としての事後チェックで停止する権限はありません。

 

儲けるために日本の銀行もやっているわけです。

 

ですが、経済産業省に取引が許可されなければそもそも信用状も不可。また、韓国自体にリスクが増えれば日本の民間銀行も保証できないケースも増えてくることも考えられます。

 

そういったことも見越して韓国側は異常なほど騒いでいる可能性もあります。

日本のフッ化ポリイミド・レジスト・エッチングガス(高純度フッ化水素)3種の世界シェアは相当高い

 

フッ(素)化ポリミイドの必要性とシェア

フッ化ポリミイドの日本の生産シェアは9割だそうです。

フッ化ポリミイドは耐熱性が高く、高熱時に歪みも少なく電気も通さないので電気を通さない・かつ熱にも強い・加工もしやすいということで半導体などの細かい部品にも精度高く組み込みやすいそうです。

すごいシェアですね。

レジストの必要性とシェア

レジストもシェアが日本で生産9割あるそうです。

レジストは、半導体の一部を保護して後で剥がすことができるという特徴があります。

加工するところとそのままにするところを分けることができるため細かい調整に使えるようです。

エッチングガス(高純度フッ化水素)必要性とシェア

エッジングガスはすなわち高純度フッ化水素のことを指しますがこちらは7割のシェアです。

 

こちらは細かい半導体の洗浄に使えるようです。

 

不純物が混じっていると洗浄の意味が薄れてしまうので高純度のエッジングガス(高純度フッ化水素)が必要というわけですね。

 

フッ化水素を作れるところはありますが、高純度で作る技術を持っているのは韓国の近隣でいうと日本だけだそうです。

 

日本の輸出を止めれば韓国需要の4割、中国の日本企業の生産を止めれば8〜9割の需要が吹き飛ぶそうです。

 

なぜ近隣が大事なのかというとフッ化水素は少量でも骨を溶かし死亡まで至らしめる劇薬なため遠距離輸送がほぼ不可能だからです。

 

ただし、こちらの原料は蛍石といい高純度なものを作るには中国の蛍石を使うしかなく日本も依存構造にあるようです。

 

中国から原料を輸入したところで韓国単体の技術では作成できないため日本が輸出を止めると韓国の生産ラインはしばらく停止してしまいます。

 

自社で作るとしても2年ほどは使い物にならない可能性もあり大分韓国にとって痛手です。

 

遠方から輸入しようにも先ほどの制限があり難しいです。

日本の輸出管理のホワイト国とは?韓国除外をするとどうなるのか

ホワイト国は日本が正式に認めた世界に危険をもたらさない国であり輸出面の手続きで優遇されています。

 

なぜ危険性の話が出てくるかというと上記の物質は「軍事的にも活用できる戦略的資源」であり輸出した結果軍事利用して悪影響を及ぼすことがあり得るからです。

 

ですので北朝鮮・イラク・イランなどは懸念国として認定されており、輸出面も厳しく管理されています。

 

各国によって内容も変わるそうなので簡単に説明するとホワイト国に認定されていると「A、B、Cの品目は禁止しているけどD、Eは禁止リストに入っていないからグレーだけどOKだよ!」という可能性がある国家になります。

 

要するに輸出(相手から見れば輸入面)品目が広く緩く審査してくれるわけです。

 

ホワイト国から外れると「A、B、Cの品目も禁止していて、D、Eは書かれていないけどグレーゾーンだから禁止ね!」と言われてしまう国家になるということです。

 

ちなみにそれをキャッチオール規制と言います。

 

軍事的利用もある戦略的資源であれば一回一回審査があり今までだったらほぼノーチェックでスルーできていたことも、一回一回審査をすることから90日間の輸入タイムラグが韓国に出てしまうそうです。

 

韓国側の上記の資源の備蓄は約40日分ほどしかないと言われていますから混乱が起こることは間違いなさそうですね。

 

審査の結果通らないということがあれば生産がストップしてしまいますから一大事です。

日本への影響もある?日本リスクも考えられる

日本として一番最悪なシナリオとしては、韓国に輸出しなくなったことで自国生産の流れや中国に生産拠点としての役割を取られることでしょうね。

 

原材料も含めると日本だけで生産するのは無理です。

 

中国も先ほどの原料蛍石を戦略資源と指定して税金をあげたりして日本企業の工場を誘致しています。

 

中国自身が日本の技術をパクって自分の国の技術化しようとしているという動きもあります。

 

輸出禁止の損害自体は半導体分野の企業には損失が出ますが日本政府が補填すれば影響は少ないと見られています。

 

日本全体で見た時の韓国への依存度自体は高くはありません。

 

ですが、フッ化水素に関しては輸出先として日本にとっても韓国は大きいです。(9割以上)

 

どっちにしろ韓国自国生産にしようにも・中国から輸入しようにも何年かは使い物にならない(結局現状技術保有は日本のみ)でしょうから韓国が音を上げる可能性の方が高いと言えます。

韓国経済制裁の時期や導入の仕方は?

今回の輸出規制は7月4日から上記3つの半導体材料の禁輸。

 

ホワイト国の禁止は7月1日からパブリックコメント(国の行政機関が政令や省令などの案をあらかじめ公表し、広く国民の皆様から意見や情報を募集する手続)を開始。

 

8月1日までに調整して実施するようです。

 

日本政府がどのように案を出して国民がどう反応するかが注目ですね。

韓国経済制裁・ホワイト国を外すみんなのコメント反応は

 

 

 

他にも「もっとやれ」という声や「対話はできないのか」といった声はありますが皆さん概ね賛成という形です。

 

数年前より明らかにもういってもダメだから無視しろとか相手するな、制裁しろという機運高まっていますよね。

 

忍耐強い日本人も最近の韓国にはもう我慢の限界というのをひしひし感じますね。

 

また他にも「日本ってこんなシェアとっててすげー!」という声も非常に多くあがってました。

ここら辺ももっと国として推していきたいところですよね。

(追記)韓国の反応コメントについてもまとめましたので気になる方は下記をご覧ください。

韓国経済制裁・輸出規制・ホワイト国から除外(外す)の韓国の反応コメントは

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